電波時計を置く際の注意点

窓に近い場所の方が受信しやすくなる
電波時計には腕時計タイプ以外にも壁に掛けて使うものや枕元などに置いて使うものもあります。では、特定の場所に設置する形で使う場合、どのような注意点があるのでしょうか。まず、なんといってもできるだけ窓に近い場所に置くということが挙げられます。スマホは建物の中だとアンテナの本数が少なくなり、受信状態が悪くなりますが、電波時計も似たような状態になるのです。電波を受信しにくい場所に設置すると、通常よりも長く電波の受信を試みるために電池の減りが早くなってしまいますし、いつまでも受信できず通常のクォーツ時計と変わらない状態で動作することにもなりかねません。その場合、わざわざ電波時計を購入した意味はまったくなくなってしまいます。
時計表面の汚れのせいで受信しにくくなることも
キッチンの近くなど、汚れそうな場所を避けるのも大事です。たとえば、表面に油がついて汚れてしまった場合、電波をうまく受信できないことにつながります。もし、時計が汚れていて電波を受信できない場合は中性洗剤などを使って汚れを落としてから、再度、受信を試みるといいでしょう。 どこに設置しても電波を受信せず、特に汚れているわけでもないという場合は、電波を発信している局の方向に時計を向けてみてください。東日本に住んでいる人であれば福島の方向、西日本に住んでいる佐賀の方向に向けると受信できる確率を上げられるはずです。設置したばかりで受信しないというケースだと、その日の天候が関係している可能性があります。基本的に雨の日よりも晴れの日の方が受信しやすいです。